史上最年少プロ将棋棋士、藤井聡太七段って?

名前:藤井 聡太
生年月日:2002年7月19日
職業:高校生・将棋棋士(杉本昌隆八段門下、棋士番号は307)
出身:愛知県瀬戸市出身
学校:名古屋大学教育学部附属高等学校在学中(2018年4月~)

藤井さんは、2016年に史上最年少(14歳2か月)で四段昇段(プロ入り)を果たすと、プロ入りから無敗のまま公式戦最多連勝記録となる29連勝を樹立しました。

その後、一般棋戦優勝・タイトル挑戦など多くの最年少記録を更新しています。

藤井聡太の学校での成績は?やっぱり頭いいの?

藤井さんは5歳の時、母方の祖父母から将棋の手ほどきを受けます。藤井さんの祖母は、3人の娘に生まれた孫たちに囲碁と将棋のルールを順番に教えていたそうです。

藤井さんは将棋に興味を持ち、瞬く間にルールを覚え、祖父が相手をしても歯が立たなくなってしまったんだそうです。5歳にしてこの才能!すごいですね!

そして5歳の12月、瀬戸市内の将棋教室に入会します。

入会時に師範から渡された、500ページ近い厚さの『駒落ち定跡』を、まだ読み書きができないため、符号を頼りに読み進めなんと1年後の6歳の時には完全に理解・記憶していたそうです。

その後メキメキと実力をつけ、入会から1年で20級から4級へと16級も昇級しました。

藤井さんは、瀬戸市立效範(こうはん)小学校に入学しましたが、その時点でその将棋の腕前は周囲に知れ渡っていました。

小学校1年生の時に、将棋教室で初段になり先生に「こんな子供ははじめてだ…」とうならせる天才っぷりだったそうです。

その後中学校は名古屋大学教育学部付属中学校を卒業しています。現在は名古屋大学教育学部付属高等学校に通っています。偏差値は62と難易度的には難関校と呼ばれるところです。

ただ、藤井さんはプロ棋士に集中したくて、高校進学を諦めていた時期もあったんだそうです。将棋の対局は地方で平日に行わわれるので、そもそも高校に通学できるかどうかが心配だったからです。

しかしせめて高校は卒業しておきべきだと考え、入学を決意したそうです。周囲には、卒業後は東京大学に進学することを勧められているとか。

忙しい棋士界でも中村太地六段は早稲田大学政治経済学部卒業、糸谷哲郎八段は大阪大学大学院文学研究科卒業などと、高学歴の棋士がいるので、不可能ではないようですね。

また、中学校から高校は同じ付属校なので一見すると、エスカレーター式で特に勉強していないのでは?などと思われるかもしれませんが、そうではないようです。

この学校は、進級や高校に入学する際、成績はある一定以上、さらに内申点などが優れていることがかなり重視されるのだそうです。

将棋に励みながら、学問との両立はかなりハードだったに違いありません。

さらに藤井さんは、2017年10月放送の『NHKスペシャル・天才棋士15歳の苦闘 独占密着 藤井聡太』の中で、

好きな科目は数学と体育です。学校の成績は・・・中の上くらいですね。

NHKスペシャル「天才棋士15歳の苦闘独占密着藤井聡太」より

と語っていました。

成績はあの藤井さんですから、だいぶ謙遜しているのだと思われるので、さぞ優秀なのではと言われています。

藤井聡太と渡辺明棋聖の棋譜は?

棋譜とは、将棋などのボードゲームにおいて互いの対局者が行った手を順番に記入した記録を指します。

7月9日、東京都千代田区・都市センターホテルにて第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局、藤井聡太七段と渡辺明棋聖の戦いがありました。

8時42分頃、藤井さんが対局室に姿を見せました。この時の服装は、渋い色目の緑の羽織でした。部屋の入口に近い下座に着き、信玄袋から扇子やハンカチを取り出して、畳の上に置き、ポットからお茶をグラスに注ぎました。

そして8時48分頃、渡辺棋聖が入室しました。渡辺棋聖は若い頃藤井さんのように挑戦者として他者に挑む立場でしたが、現在は王者として、若い挑戦者を迎え撃つ立場に回りました。

そして、定刻の9時。藤井さん先手で対局が始まりました。

この第3局は渡辺棋聖が午後7時12分、142手で勝ち、対戦成績を1勝2敗としました。

※詳しい棋譜は日本将棋連盟ホームページをご覧ください。

この日、藤井さんの3連勝での記録更新はなりませんでした。

続く第4局は16日、大阪市福島区の関西将棋会館で、渡辺棋聖の先手で行われる予定です。

終局後、渡辺棋聖は

「(0勝2敗と)状況が苦しかったので、開き直って思い切っていこうと思っていた。依然としてカド番だが、この勢いで来週また頑張りたい」

毎日新聞インタビューより

と話していました。

藤井さんは

「途中でミスが出てしまったのは実力。今日の将棋の内容を反省し、次につなげたい」

毎日新聞インタビューより

と語っていました。

藤井聡太の年収はいくら?予想してみた!

藤井さんの年収は最低で2000万円以上だと言われています。現役高校生、17歳にして2000万円超えの年収とは驚きですよね!

ではこの2000万円の内訳を説明していきます!

プロの棋士の主な収入源は大きく分けて3つあります。

①将棋将棋連盟からの基本給、②賞金、③対局料です。

まず、①の将棋連盟からの基本給ですが、額はおおよそで、

名人100万円〜200万円
A級 65万円
B1級50万円
B2級30万円
C1級20万円
C2級15万円 と言われています。

藤井さんはC1級なので月に20万円ほどは固定で貰っていることになります。年収に換算すると、240万円になります。

次に②賞金です。これはタイトル戦などの大会で優勝すると貰えます。しかし残念なことに、賞金はごく一部の大会を除いて非公開となっています。

そんな中でも竜王戦は賞金が公開されています。しかもこの竜王戦が将棋界最高額の賞金といわれています。その額はなんと4,320万円!すごいですよね。

以下将棋タイトル戦の賞金予想はこちらです。

竜王 4,320万円
名人 3,500万円
叡王 2,000万円
王位 1,000万円
王座 800万円
棋王 600万円
王将 300万円
棋聖 300万円

朝日杯将棋オープン戦 750万円
NHK杯 500万円
新人王戦 200万円 などがあります。

藤井さんは2018年10月に新人王戦、2019年2月に朝日杯将棋オープン戦で優勝されています。このことから計算すると、新人王戦200万円+朝日杯将棋オープン戦750万円でこれだけでも950万円の賞金を手にしていることになりますね。

そして③の対局料です。この対局料も非公開な場合が多いです。しかし、一局あたり2万円から30万円ほどではないかと言われています。

若いですがとても強い藤井さんは大会で勝ち上がることが多いため、対局数も増えていきますよね。その為、対局料だけで最低年収1,000万円はあるだろうと囁かれています。

ですから、合わせて年収は約2000万円はあるだろう、といわれてるんですね。

ちなみに、将棋界で賞金+対局料で1,000万円を超える棋士は約1割程度だそうで、藤井さんは年収においても最強だということですね!

そして、これ以外に講演会の講演料や、指導料などがあります。

しかしやはり「プロ」なので『対局』し続けないと講演料はおろか、生き残ることすら不可能な世界です。

対局で獲得した賞金が年収に大きな影響を与えるので、プロたる者は何としても勝ちにいかねばならないということなんですね。

将棋界における獲得賞金・対局料トップ10は?

2019年の獲得賞金・対局料ベスト10が発表されています。

1 豊島将之 竜王・名人 7157万円
2 広瀬章人 八段 6984万円
3 渡辺明 棋王・王将・棋聖 6514万円
4 永瀬拓矢 叡王・王座 4678万円
5 羽生善治 九段 3999万円
6 佐藤天彦 九段 3687万円
7 木村一基 王位 3209万円
8 久保利明 九段 2178万円
9 藤井聡太 七段 2108万円
10 斎藤慎太郎 七段 1868万円 となり、2019年時点での藤井さんは9位という結果でした。

今年はここからどれだけ上位までランキングを上り詰めてくるのでしょうか?気になりますね。

藤井聡太の今後の対局予定は?

今後の藤井さんの対局予定は以下のようになっています。

7月13日・14日 王位選第2局 木村王位
16日 棋聖戦第4局 渡辺棋聖
18日 JT杯 菅井八段
19日 誕生日(18歳) 叡王戦第3・4局
21日 棋聖戦第5局 渡辺棋聖
23日 叡王戦 第5局
24日 竜王戦 丸山九段
25日 abemaTVトーナメント 佐藤九段
27日・28日 名人戦第4局
29日 順位戦 鈴木九段

今月18歳の誕生日を迎える藤井さん。今後も注目の対局が目白押しですね!