2020年7月8日、戦慄かなのさんは所属していたアイドルグループ「ZOC」を「卒業」という形で引退することを発表しました。
また、ZOCの所属事務所である株式会社ekomsも、ZOCのマネージメント業務を終了すると発表しました。
戦慄さんは自身のコメントにて、「自分自身が思い描く近い将来の夢を実現するために、今何をすべきか考えた結果、ZOCのメンバーとして今後も活動を両立してゆくことが困難になり、ずっと悩み続けていましたが、今回『卒業』という選択をしました」と説明しています。
ZOCのプロデューサー大森靖子さんもコメントを発表し、「ZOCのメンバーとして在籍しておりました戦慄かなのより『卒業』という形での身の振り方を希望する意思を受け、プロデューサーとして承諾致しました」と説明しています。
今回はそんな戦慄さんについて、改めてプロフィールをまとめてみました!
目次
戦慄かなのってそもそも誰?
名前:戦慄 かなの
生年月日:1998年9月8日
出身:大阪府
職業:女性アイドル、NPO法人「bae -ベイ-」代表理事、女性アイドルグループ・femme fataleのメンバー、のーぷらん、ZOCの元メンバー。
身長:154CM
戦慄さんは幼少時から母よりネグレクトを受け、学内ではいじめられ、中学2年生の時に自殺を図った経験があります。
高校時代には、JKビジネスに関与して女子少年院へ送致され1年8か月の間、矯正教育を受けます。その後、自身と同じような境遇の人と関わることができる仕事をするために大学で法律を学びたいと思い高校認定試験(大検)を取得します。
施設から出た後は一時的に企業に就職しますが、以前からやりたいと思っていたアイドルとしての活動を始めるために退職し、個人での活動をスタートすることになります。
2017年1月に、スカウトをきっかけにアイドルグループの「のーぷらん。」の一員として活動を開始しますが、大学受験のため脱退しアイドル活動を一時休止します。
2018年9月に大森靖子さんが「共犯者」を務めるZOCのメンバーとして活動を始め、10月に妹でミスiD2019の頓知気さきなさんとセルフプロデュースアイドル、femme fataleを始めます。
また、2018年10月18日にフジテレビ系『アウト×デラックス』に出演し「その人の指を噛めば性格がわかる」と山里亮太の指を噛み、その後は「アウト軍団」として不定期に同番組に出演することになります。
さらに同年には受験に合格し、大学の法学部に入学します。
その後、育児放棄や児童虐待に関するウェブサイト「bae -ベイ-」を始め、NPOを設立するためのクラウドファンディングで目標85万円に対し353万円を集め、2019年1月7日に法人を設立して代表理事として、現在も活動しています。
そして2020年7月8日、ZOCからの卒業を発表しました。
この法人の活動について戦慄さんはホームページにて
自己の体験をもとに虐待や貧困といった家庭環境にめぐまれない子供のおかれている状況や施設出身者が抱えるハンデなどについて世の中に発信することで少しでも同じ境遇の人がおかれている状況が良くなるような活動をしたいと考えています。
戦慄かなのホームページより
とコメントしています。
戦慄かなのがZOC引退をTwitterで発表!
戦慄さんは2020年7月8日、自身のTwitterでZOC引退を発表しました。
ご報告 pic.twitter.com/m819wIBsdA
— 戦慄かなの (@CV_Kanano) July 8, 2020
また、ZOCが所属していた事務所である株式会社ekomsも
この度、ZOCメンバー戦慄かなのにつきまして、本人からのZOC卒業の要望を受け、本人及びメンバーと協議を重ねた結果本日を持ちましてZOC及び株式会社ekomsより卒業とさせていただきます事をご報告させていただきます。
2年ものあいだ、戦慄かなのと多くの経験・苦楽を共にした我々としても今後の戦慄かなのの活躍、成長を心より願って、今回の決断とさせて頂きました。
長きに渡りZOC戦慄かなのを応援してくださった多くのファンの皆様には大変心苦しいこととなってしまいましたが、今後も戦慄かなのの応援を頂けますと幸いです。
また、それに伴いZOCの今後の活動における方針に対し協議を重ねた結果、結成より約2年間行なっておりましたZOCのマネージメント業務を終了する運びとなりましたことをご報告させていただきます。
応援してくださる皆様、関係者各位の皆様には突然のご報告となった事を深くお詫び申し上げます。株式会社ekomsはわたくし代表櫻井、社員と共に音楽制作、マネージメント業務により一層力を合わせ精進してまいります。
今後とも株式会社ekoms及びZOCの応援、ご支援の程を何卒宜しくお願い申し上げます。2020年7月8日 株式会社ekoms 代表取締役 櫻井健太
株式会社ekoms発表コメントより
とコメントを発表しました。
さらに、ZOCプロデューサーである大森靖子さんは
ZOCのメンバーとして在籍しておりました戦慄かなのより「卒業」という形での身の振り方を希望する意思を受け、プロデューサーとして承諾致しました。
楽しい・面白いニュースで埋め尽くしたい時節、ファンの皆様にこれまでの感謝を直接伝えられない状況でのご報告となってしまい、申し訳ございません。
彼女は、人格形成される幼少期から思春期にかけ、人生を終わらせ続ける道しか与えられず、知りませんでした。アイドルに憧れ、自らの手でなんとか光のほうへ進もうとする道標のひとつがZOCであったことを誇りに、ZOCメンバー一同、輝き続けることをお約束します。
戦慄かなのもまた、人生を再生し、いつか同じ光の中に立つことを信じています。また、ZOCはこれをもちまして、結成よりお世話になりました事務所ekomsを退所させていただきます。
が、変わらず“クッソ生きてやる”の精神で活動していきますので、一緒にこの世界に居座ってください。これからもよろしくお願いします! 大森靖子
大森靖子発表コメントより
とコメントしました。
戦慄さんはその後の自身のTwitterにて、
femme fataleは続けるのでアイドルは辞めないよぅ
— 戦慄かなの (@CV_Kanano) July 8, 2020
ともコメントしています。
表舞台で戦慄さんの姿が見られなくなる、というわけではないようですね。
戦慄かなののInstagramが炎上?!
戦慄さんのInstagramのフォロワーは17.8万人(2020年7月現在)と高い注目度を誇るアイドルです。
そんな戦慄さんは、さまざまな弾き語り動画や楽曲のアレンジ動画を投稿している人気Youtuberの「ゆゆうた」さんと親交があり、一緒にインスタライブをするほど仲が良いことが知られていました。
そんな二人は、2020年4月1日に交際をユーチューブとツイッターで発表したのです。ファンの間からはその日がエイプリルフールだったので、ネタではないかとの指摘が相次ぎましたが、二人そろって「違う」と否定していました。
しかし翌日になって「ネタだった」と謝罪をしました。これをきっかけに、戦慄さんに対する批判の声が続出しており、Instagramにも批判の声が殺到しました。
戦慄かなのとゆゆうたのエイプリルフール事件にネットは?
エイプリルフールに「ネタ」として交際していると宣言した二人でしたが、翌日には揃って謝罪ツイートをしました。
批判が殺到する中、謝罪直後にインスタライブで「傷心慰めコラボ配信」と題したコラボ配信をおよそ1時間に渡って行い、さらにSNSが炎上することになりました。
ゆゆうたさんは騒動後、自身の動画で以下のような動画を配信しました。
動画にはコメントで
・知ってたし
・みんなに対して嘘付いた涙のためにティッシュ取ったのか、彼女いなくて悲しみの涙のためにティッシュ取ったのか、分からない
・ネットのニュースにもなってたよねえ
・なぜ戦慄かなのをチョイスしたのかが謎
・とか言いながら実はガチで付き合ってそう
などの声が寄せられていました。
しかし、「ネタ」だったと認めた9日後戦慄さんのTwitterには
エイプリルフールのドッキリがきっかけで逆にお互い意識するようになってしまいました…https://t.co/NUzBcyqX74 pic.twitter.com/tHPwIWlYbg
— 戦慄かなの (@CV_Kanano) April 11, 2020
ファンの間では
・もう私たちをもてあそばないでほしい
・いい加減付き合えばいいじゃん
・お似合いって素直にいいたい
・もうどっちなんだよ
・信じられない
などのコメントが寄せられていました。
ZOCを卒業した戦慄かなのさんですが、NPO法人の活動を含め、今後の展開に注目が集まりそうですね。